○ 祇園祭 今年の順番決定! その3 ○
2009年 07月 03日
一番を引き当てたのは 「芦刈山」
故あって妻と離れて難波の浦(大阪)で葦をかる老翁がやがて妻との再会をはたす
再会の時の和歌
男 君なくて あしかりけりと思うにも いとど難波の浦は住み憂き
妻 あしからじ よからんとてぞ別れにし なにか難波は住み憂き
なんか、早合点をせんと我慢せいよぉ と言うとるみたいです。
落語の ♪ せをはやみぃ~ と似とるんやろか。
しかし、所在が綾小路 ふや町?
※ 私は山よりも写真右の 小袖が気になる、これは重要文化財!しかも個人の所有だそうです。
普段は京都国立博物館にて収蔵されているそうですが、この時だけは里がえり。
すごいに尽きます。館ではガラス越し、湿度管理されたものが、仕切りのない窓も開けっ放し
のところに展示されているとは、そしてなにより、この小袖、織田信長が袖をとうしたことがあるらしい。
ほんまかいなと思ってしまうが、時代としては合う。ここでお世話をなさっている方が熱心に
話されていました。 しかし、これだけやないそこら中にある。甚五郎の「鯉」「はと」?
加藤家の甲冑は 室町の 松坂屋 で見ることが出来ます。
シルクロードを渡ってきた絨毯。この鉾にサイズが合わないからと切ってしまった。等など、枚挙に
いとまがありません。
ここは、京都なんや・・・
この芦刈山へは 阪急京都線 大宮駅で下車して行くほうがあとあと他の山鉾を見るのに便利です。
折りたたみ自転車でもあれば言うことなし
※ 掲載写真 2008年のものです